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あなたへの救語録
1) 昨年末、友人の紹介でアメリカから指圧治療を受診に来ました。
1989年生まれの29歳女性・看護師。
クリスマス及び年末休暇を利用して帰国。羽田から直接電話をして、指圧センターへきたということです。
仕事の疲れからか、腰の痛み、首や肩凝りで眠れないとの訴えです。5~6か月前からの症状です。現地の病院でのエックス線撮影検査の結果、側弯症と診断され自分も驚いています。病院での治療や、カイロプラクチック、オステオパシー、又はマッサージなど色々の治療を受けてみましたが、一向に改善されないので、日本で治療して帰りたいとの思いで来たのです。
私も診察して驚きました。腹部の診察では胃のもたれ感、及び左側前腸棘が前側に入り込んでいるため左側卵巣が圧迫されているのです。圧迫により月経は1カ月ごとに月経痛が起き、遅れたりするのです。(右側の卵巣は正常でも、左側の卵巣は圧迫により発育不良のため、少し小さというわけです)。
本人、余り覚えていませんが、時々痛みに耐えきれない時がありますとの答えです。
体は背中(胸椎T2から徐々に右側へ曲がりはじめ、胸椎T5~7部分あたりまでが一番右側へ突出変形し、そのあとは徐々に曲がりながら腰部へ移行、腰部(L2~5)は左側へ突出変形しています。(腰部L3~5辺りが強く左側へ突出ています)。頸椎(C4~6)も左側へ突出している状態です。従って両手のしびれを伴っています。(特に右側は痛みとしびれを訴えています)。また、背中が苦しく、腰部より左側臀部の痛みを訴えております。
治療法
患者を正座させ、背部から患者の両腕の下をくぐして頚部後方で両手を合わせ、患者の骨盤部にしっかりと両膝頭を当て、患者の体を左右に4~5回ふるのです。
患者の体はヨガを毎日行っているためでしょうか、比較的柔軟な体をしており、1回の治療でほとんど真直ぐになり患者さんも驚きを隠せないようです。
その後、横になってもらい全身指圧を致しました。アメリカに帰えるまでに3~4回指圧治療をして帰りました。左側臀部は仙腸関節際、また、腸骨稜下部に沿って殿皮神経部を良く指圧すると改善します。
あなたへの救語録(雑学知識)
2) 元気な腸を保ち、インフルエンザを予防しよう
昨日は(平成30年1月15日)、猫から移ってしまった「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」ウイルスによって60歳代の福岡県の女性の方が、呼吸困難で救急搬送され3日目に亡くなってしまいました。猫のくしゃみや鼻水には十分注意が必要です。・・・
また、年末の寒暖が厳しい気候に振り回される状態ですが、皆様はいかがですか。
この様な気候変動でも空気の乾燥は激しく、鼻がムズムズし、くしゃみを連発している方も見かけます。風邪を引いているわけではないのですが、空気が乾燥しているからです。
鼻の粘膜が充血乾燥して、鼻垢、鼻クソが溜まりやすくなるからです。マスクをしたり、ワセリンを塗ったりして乾燥を予防しましょう。
また、インフルエンザも本格的に流行し始めました。インフルエンザをただの風邪と考えている方もおりますが、高齢者や乳幼児、または慢性疾患を持つ方や重症患者さんなどは死に至ることもあるようです。子供などは急性脳症を引き起こしたりすることもあります。
今年は、ワクチンの供給が不足しているようですが、流行させないためにも健康と思われる方も予防注射を受けた方がいいです。
何といっても感染予防対策は、お互いに「せきエチケット」が大切です。咳やくしゃみの出るときはマスクを着用することです。症状がない方でも、乾燥の激しい今日は、感染しないためにも人の多い処や出かけるときはマスクを着用することが大切です。又、外出した後は、うがいや手洗いをこまめに行いましょう。
私たち東洋医学では、肺と腸の関係があることを重要視しております。従って肺を弱らせないためにもうがいやマスクの着用は湿度を保つためにも大切な事です。
腸を元気にするためにも、体温を保つこと、温かい飲み物、温かいものを摂取する、又発酵食品を食べることも大切な事です。年末年始は運動不足なのに、食べ過ぎ、飲み過ぎて太ります。胃を休ませる意味でおかゆ、又は葉酸の多い野菜スープなどしっかり摂りましょう。また、風呂に入るときは、最初に足だけを温める足湯をすることです。3~5分間立って入る、出来ればつま先立などを30回位行うと良く温まります。実践あるのみ!!
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一陽来復について
『よくない事がつづいた後に、いい事が巡ってくる事』『また春がめぐりくること』を言うのです。
碩果(大きな果実)が一本の木に実った果実は、秋の食べごろになると、下に実る物からもぎ取られてしまう。しかし、梢になった実だけは大きくなっても、手が届かず取り残されるのです。
やがて上に残った果実は陽体でありながら、一番上に残り、さらに熟して来れば腐爛して地に落ちるわけです。従って、陽一が一番下に置かれ、そして春になればこの果実の中の種子は、陽気を発して発芽し、この陽気は上へ上へと枝芽を上すのです。之を陰極まって陽生じると言うのです。此のことを「一陽来復」の現象と言うのです。
これら自然界は陰と陽から成立しているのですが、互いに循環するものであり、人体では陰は最も極限なのです。足の厥陰肝経も後方になると顔面に出て、大迎や地倉、四白の外を行き、目の中に入って目系に連絡し、それより目を出て上がって額に出て、前額髪の生え際にある頭の臨泣の裏を行き、その末端は陽の極部である頭頂に至って督脈の百会に会するのです。
易での、陰陽は気を以て言い、人身の陰陽は蔵象を以て言う。気は即ち形無くして蔵象は質ありを言う。気は陽にして質は陰也。即ち形なき者は陽を貴び、質ある者は陰を貴ぶなど陽気の循環について述べ、人体では経絡の循環について述べているのです。即ち、共に陰陽は尽きることなく循環するという原理を述べているのです。
無形の気は陽、有形の気は実体であるから、易は気を重要視して無形の陽気について述べ、蔵象を取り扱う医学では、実体を例に取って話すことは当然の事であろう。
電話03-3861-3963 「浪越指圧浅草橋センター」まで。
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春としての季節について
3,4,5月は春の季節となっています。この春の季節は肝臓が疲れやすいのです。それは春の季節は冬の寒い時期に比べて三寒四温が激しいためと、夏に比べて毛細血管が収縮しているからなのです。そのために自分では気がつかないうちに体を冷やしているのです。その冷えは腸や肝臓にも達しているのですが、気がつかないで過ごしている事が多いのです。
それにこの時期は乾燥もしていますし、冷えのため肝臓が疲れ、機能が低下して本来の解毒作用ができなくなり、体がかゆくなるのです。それにいろいろの事が重なり、体のあっちこっちにニキビや吹き出物ができるのはそのためです。
この時期には灰汁の強い食べ物を食する事で肝臓の機能も改善されると言うものです。
灰汁の強い食べ物として、フキノトウ、タラの芽、ウド、フキ、ワラビ、ミズ、ゼンマイ、コゴミ、シドケなどなどですが、これらをてんぷらにして、又は味噌和えなどで食べると体が喜んでいるのが分かります。翌日にはしっかりとした便通が有るのも体が欲していたからでしょう。「これらをしっかり食しておきましょう」。
冬眠から覚めた熊が最初に食べる食べ物は、クマザサだと言います。熊も先ず栄養をつけるためと、繊維の強い物を食する事で宿便を出すための目的もあるのです。
私たちの田舎ではどこの家でも乾燥した薬草や熊の「胆」(い)なども保存していました。生きていくために保存の知恵が備わっていたのでしょう。
もともと今の体の調子は、秋、又は冬の過ごし方次第なのです。だから今の気節に採れる野菜や果物など、体にいい物を食することと、適度な運動と指圧などの手入れをしておくことで夏の暑さに負けない身体ができると言う事です。
この季節は冷えや運動不足などで熟睡できず、疲れやすい、だるいなどの症状がでます。
=生体の自然回復力の三つの基本要素=
1、 先ず安静、2、栄養、3、睡眠です、そして適度な運動となるのです。
調子が悪くなってからではなく、予防に気を使いましょう。「転ばぬ先の杖と言います」!!
気が付いたらすぐに!
電話03-3861-3963 「浪越指圧浅草橋センター」まで。
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夏の季節に就いて
6月・7月・8月は夏の季節となります。夏は心臓の疲れる季節でもあります。それは次の理由からです。夏は太陽の季節でもあります。日射は長くなり、太陽は真上から熱風を容赦なく降り注ぎます。そのため、この季節は気温が上昇して、私たちの体の中にも自然に変化が現れてくるのです。身体が緩み末梢血管が拡張して、血液又はリンパ液など循環が促進され、体調が活発になり自然に活動的になります。
従って野山へ、又は川へと出かけたくなります。こうして「気がそぞろ」になるため、子供は特に気を付けなければ、「気が緩み過ぎて手綱が外れ」、川や沼に一人で行き溺れてしまうのです。またこれから出掛けようとしている時に、『子供の気がそぞろ』で『はしゃぎ』過ぎ、お父さんの運転する車にはねられることもあると言うものです。
今の季節はお互いに『気を引きしめて』いないと怪我をするか病気になることもあります。『肉体(体)と内部の自律神経系のバランスが取れなくなるので、判断力が衰えることになるからです』。また、末梢血管が緩むため皮膚表面は汗をかくようになり、新陳代謝が出来て体にはいいことなのですが、水分を摂取する割には内臓の方はおろそかになり(末梢への血液循環が良いために内臓には血液はあまり来ないのです)、その結果消化不良が続くようになります。運動をしないでビールや水割り、アイスコーヒやアイスクリームと口当たりのいい水分ばかり摂取していると、内臓の機能が低下して体力が衰えてきます。
また外からは、乗り物と言い、お店と言い、我が家と言い「ク―ラー」で「ガンガン」冷やしてはいないだろうか?
そして、体は之を補おうと心臓はフルに働くようになり、自然に脈拍が多くなります。女性は生理不順になり、貧血が起き、立ちくらみまで起きるようになります。
こんなときピルや他の薬に頼らず運動をする、そして休養を採り、ときには少し高くても、おいしいバランスのとれたものを食べる事も必要です。
前文にも書きましたが、心臓はフルに働くため脈拍が増え、長く続けば心臓肥大にもつながります。こうして諸内蔵がフルに働き過ぎて、体がだるいなどの症状が出ます、そして中々寝付けなくなり、疲労回復が遅れるようになります。このようなときには腎臓が、或いは肝臓がとかではなく諸内蔵全体が疲れ、最終的には心臓に負担がかかるのです。
ただでさえ飲んで食べて夜更かしをして寝不足になるからです。この季節にはこの食べ物と言うように、季節感のある食品を選んで食することです。
例えば、キュウリ、スイカ、トマト、キュウイ、パイナップル、グレープフルーツ、レンコン、ゴボウ、ゴウヤ、アスパラ、ナス、新じゃがいも、キャベツ、ピーマン、パプリカなどなど、出来れば苦みのある食物を接種する事です。最もこのごろは、季節感は感じない程いつでも食べられるので、感激はないですね。とはいってもバランスの取れた食べ物をいただくことが必要です。夏は末梢血管が開いているので指圧を受けると、身体中がよろこんでいるのが分かります。体がだるく感じるのは鉄分不足も考えられますので、感じたら早めに指圧治療を受けることです。
「浪越指圧センター」電話03-3861-3963です。
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土用について
『中央と言う意味です』
陰陽五行には色々の事が書かれています。ここでは土用に就いてのみです事をご了承ください。
季節的、又は五行や五方、五臓や五腑、五方の色や果実などなど。
春の五行は木、五季は春、五方は東、五蔵は肝臓、五腑は胆嚢、五主は筋、五支は爪、
五色は青、五味は酸、五志は怒、五果は李(すもも)、五悪は風です。
夏の五行は火、五季は夏、五方は南、五蔵は心臓、五腑は小腸、五主は血脈、五支は毛、五色は赤、五味は苦、五志は喜、五果は杏、五悪は熱です。
中央の五行は土、五季は土用、五方は中央、五蔵は脾臓、五腑は胃、五主は肌肉、五支は乳、五色は黄、五味は甘、五志は思、五果は棗(なつめ)、五悪は湿です。
秋の五行は金、五季は秋、五方は西、五蔵は肺、五腑は大腸、五主は皮、五支は息、
五色は白、五味は辛、五志は憂、五果は桃、五悪は燥(かんそう)です。
冬の五行は水、五季は冬、五方は北、五蔵は腎、五腑は膀胱、五主は骨、五支は髪
五色は黒、五味は鹹(しおからい)、五志は恐、五果は栗、五悪は寒です。
之を見るとお解りでしょう、夏は心臓と小腸です。又中央の五行を見ると脾臓と胃ですね、従って、夏の五味は苦いものを採ることが求められています。また早秋には辛いものを好むと言います。この時期でもカレイライスなどは食欲のない時に好んで食べているのです。「丑の日のウナギ」などは山椒を振りかけます。それから熱や湿度などなどで体が弱りますので、梅干しやレモンなどの酸味も春だけではなくこの季節にも適しているのです。また夕方の脳細胞が働きたいときに、チョコレートのような甘いもの(中央)を採るのもいいことです。
土用は、土をいじるなと言う意味で、農家の休息を意味しているのです。一月にも大寒の前にあります。四月は穀雨と称してこの穀雨の時期にも土用が有ります。これからの農作業のための穀雨と言う事です。『雨降って地固まる』です。その後に耕すのです。
七月は、ご存じのように土用の中でも大暑と言い、最も暑い時期です。其の最も暑い時期が『丑の日』と言う事です。此れも何年かに二回、丑の日が有ります。
とにかく体力が落ちないうちに「スタミナ」をつけると言う習慣が昔から続いていたと言う事です。
因みに相撲の土俵上にも東は青房、西には白房、南には赤房、北には黒房がつるしてあります。真ん中が土俵です。此れは俵の黄色が中央を意味しているのです。
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秋の季節に就いて
「秋は肺が疲れるといいます」
9月、10月、11月は秋の季節となります。夏の暑さは、特に夜が蒸し暑いことで寝不足になるのでいけません。本来は、毛細血管が拡張している事ですから活動的になっているはずなのですが、運動せずに、体の外側からはクーラーで冷やし、冷たい食品ばかり食べていると内側からも冷やすことになります。
こうした体で秋に突入するわけです。このように今までの生活状況によっては、早い方で9月中旬、又は下旬には、鼻水やくしゃみ、食欲減退などのため、体がだるくなり体調不良になります。遅い方では10月にずれ込む方もいますが、同じ症状です。むしろひどい方は、肝臓や腎臓の機能低下で入院する方もいますが、これだけではないのです。
その後の過ごし方によっては、肺や心臓に負担がかかり、せき込みが続く事になります。本来は自分で運動することで体も回復するのですが、楽な人生生活ばかり続けているものですから自分では行動しようとしません。こんな時、ときには自分に少しプレッシャーをかけ、少し小走りに歩いてみたり、駅や会社の階段を、迷惑にならないよう二段ずつ上がってみる事です。少しハ―ハ―、息切れするぐらい行動してみる事も大切と言うものです。
人間の体はうまく出来ていて、行動すると、ミトコンドリアもアドレナリンも増えて体を守ろうとするのです。
これからは夏のように、新陳代謝が活発に行われなくなりますから、自分で意識を持って活動する事です。・・・
秋には秋の食べ物、例えば
大根、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、サツマイモ、里芋、長いも、ハクサイ、キャベツ、きくな、杏、リンゴ、ナシ、モモ、イチジク、柿などなど、とにかくその季節に採れるものが一番なのです。これから寒くなるのに備えて、神様がこのような食物を食べるようにしてくれているのですから、好き嫌いなくなく食べることです。
イチジクは便通を良くしてくれますし、痔にならないようにしてくれ、柿はこれから寒くなると血管が細くなるので、血管が詰まらないように柿の渋で丈夫にすると言われています。(ただし食べ過ぎは冷えますから注意です)。このように、その時期に合うような食べ物が採れているのですから、その季節感のある食材を使う事が大切です。
そして、晩秋になる頃には、寒さも一段と寒いことでしょう。夏の疲れで肝臓や腎臓の機能が低下し、肺も疲れ、心臓にも及びます。これらの症状がどれからきているのか検査ではすぐに分からない事が多いのです。それぞれの内臓の機能が低下しているので感染症による食中毒や、喘息によるせき込み等もこの時期です。
秋は肺が疲れるといいます。それはすでに、肺が疲れているのに冷たい風がそのまま急に呼吸器に入るので、鼻水やくしゃみがでるようになるのです。
これからは食欲の秋となりますから、食べるだけではなく歩いてみることも必要です。ただ歩くよりは、インターバル速歩きと言う歩きかたをしてみてください。
インターバル速歩きについて
「歩き方を変えるだけで10歳は若返ると言われます。行動が何よりの証明になります」。(能勢 博著 主婦と生活社)
能勢先生は、長野県の方500人に毎日1万歩ずつ歩いてもらいました。けれど、あまり変わりないことに疑問を持ち、歩き方を変えてみました。それがこのインターバル速歩ということです。
方法は:
3分間ゆっくり歩く、そして今度は3分間「ややきつい」程度の速歩きする。これを5回繰り返して歩く事です。歩いたら1時間以内に牛乳をコップに一杯飲む。これは筋肉の修復を助け筋力アップにつながるのです。これを週に4回行う事です。
インターバル速歩きの効果:
1:体力が最大20%向上し、20歳ぐらい若返った気分になる。
2:高血圧、高血糖、高指血症の数値が約20%改善された。
3:年間にかかる医療費を約20%節約できる。
4:うつや認知症の患者さんのケアに応用できる可能性が示唆されている。
また、東京都健康長寿医療センタ―研究所老化制御研究チーム副部長の青柳幸利先生が、10数年にわたり群馬県中之条町で行われた「歩き」と「病気予防」に就いての実践研究業績によると。
1:うつ病の予防には、4000歩・速歩き5分。
2:認知症予防には、5000歩・速歩き7,5分。
3:高血圧症、糖尿病の予防には、8000歩・速歩き20分。
と、いろいろの結果が出ているようですが、実行しなければ何もなりませんので、みな様の実行されることを期待しています。
この歩き方にもいろいろ工夫してみてください。例えば、両手を大きく振る、あるいは両手の肘を曲げて、かけ足をするかのように速歩きする。この状態だと早く汗が出ます。
この文章だけではなく、普段からできること、例えば風呂でできる事、トイレでできる事、乗り物でできる事(迷惑かけてはいけません、邪魔にならないように)、駅や会社などの階段を歩くなど、何でもやる気を起こさなければなりません。実行されて少し息切れするぐらいの活動をすることによって、ミトコンドリアやアドレナリンなどが分泌されるのです。明日への活力にするためにも、お互いに頑張りましょう!!
「浪越指圧浅草橋センター・電話03・3861・3963」です。
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冬の季節に就いて 「冬は腎臓が疲れる季節といいます」
12月、1月、2月は冬の季節となり、寒さや冷えで腎臓が疲れる季節です。
夏の暑さの疲れを癒すように、体にとってはとてもしのぎやすい秋の季節のはずでしたが、今年の秋は雨が多く日差しが続かなかったので、あまりいい季節感ではなかったように思います。
しかし、体は自然に順応しながら環境に溶け込んでいくように出来ているものです。そのためにも少しは体を動かし、季節の野菜や果物を摂取する事が一番のごちそうになるのではないでしょうか?
夏の暑さやク―ラーなどでの、冷えのため疲れを引きずったまま頑張っていると、この季節に体に異変を感じてくるものです。
それは、夏は日が長く寝不足になりやすいため、肺の疲れが一段と増しているものです。疲れを感じ病院で検査を受けるのですが、異常なしとの診断。
しかし自分では健康に優れないまま無理をしての仕事、またはお付き合いの飲み会等を続けているうちに危険信号が出てきます。
病院で分からないからと言って放っておくのではなく、私達の行っている、「指圧治療」などのような直接体に手当てができる手技、または「ヨガ」など自分での養生法なども続けることで自然に体は回復してきます。
何事も続けると言う事が大切になりますから、足湯を試みたり、5分ぐらいのストレッチなど何でも続ける事です。
秋の季節には、ハクサイ、春菊、ネギなどなべ物には欠かせない野菜が出てきます。鍋物を食べて冷えた体を温める事も大切な事です。
果物は、リンゴ、ミカン、ブドウ、柿、イチジクなどなど何でもおいしく感じる事でしょう。
柿やブドウの皮の部分の渋は血管を丈夫にすると言われます。(この時期に必要な物質として実るのだと思います。それは、冬には末梢血管が収縮するため、血圧が上がり血管がもろくなるために、渋の成分を摂取しておけという事です)
なるべく皮ごと食べることをお勧めします。イチジクは便秘に効くといいます。色々の野菜や果物を日替わりで食べるように心がけることです。
夏の疲れが残り、秋に咳き込みが出るようなら、早めの手当てという事です。
この症状を引きずると、流行性の風邪を引いたり、冬に入り本格的な症状が出て、風邪だけではなく腎臓の機能が低下して、蕁麻疹やリウマチの様な症状が出るのはそのためです。
薬ではなく、指圧治療でぐっすり熟睡(安静)、食欲も旺盛になり、気分爽快になります!!
「生体の自然回復力の基本三要素」
1、疲れたらまず(指圧を受療)安静、
2、そして栄養の摂取、
3、深い睡眠ができる事です。
健康維持増進のため、指圧治療を受療しましょう。お待たせしないためにも予約をお願いします!!
浪越指圧浅草橋センター(電話03-3861-3963)です。
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腰痛編/腰痛に対しての私の見解
平成29年5月 浪越指圧浅草橋センター
佐々木重雄
一口に腰痛と言っても、症状は軽症から重篤な症状まで様々です。又、痛みに対する感覚にしても、幼少の頃の生活環境や育った食生活環境によって、受容体の感覚に個人差があり千差万別と言ったところではないでしょうか。
これらの腰痛について、私は5段階に評価して取り組むべきだと主張しているところです。
例えば、
1、 軽症の腰痛の場合は、保温して安静にする。食生活は暴飲暴食をやめ、暫くは消化のいいものにするなどの取り組みをする。運動は一日5~6千位は歩くなど、体、全身使う事が重要です。自分では軽症と思ってもなかなか治らない場合は、一度は検査を受けることです。1~2の指圧治療でほぼ完治。
2、中程度の痛みの場合は、1、のことの繰り返し、または自分では冷えているとは思っていないが、身体は慢性的に疲労して冷えている場合があります。又は、ストレスや慢性疲労等で甲状腺の機能が低下している場合もあります。これらにより手足の末梢が冷えて、だるい又は疲れやすい、髪が抜ける、声に異変を感じるなどの感覚症状が出てきます。こんな時には、足湯を試みることも大切です。又、早目に指圧治療を受療することです。此の時分でしたら2~3か月に5~6回の指圧治療でほぼ治癒することでしょう。
3、たまにはスポーツを楽しもうとして、いきなり「やり過ぎ」たりして筋肉痛で足腰に痛みが走る場合等、また、日ごろの疲れがたまっていたにもかかわらず、体の手入れを怠ったために起きた腰痛(軽いぎっくり腰)などの場合、先ず安静です。その後、指圧治療を受療すれば、身体も喜んで生き返った感覚になることでしょう。しかし、これは体に対する注意信号の現れです。日ごろからエスカレータやエレベーター等に乗らずに階段を歩く心がけが大切です。指圧治療は定期的に月に1~2回、2~3か月治療することです。
季節の変わり目には、普段から手入れをしておくことが大切です。
4、慢性疲労症候群等により、特に腰部、臀部回りの筋肉が硬直し、腰仙関節や仙腸関節、または、股関節等が筋の硬直等により円滑に関節の役目をなさなくなり、そのために椎骨の圧迫や筋肉、靭帯のいずれかに負担がかかり、断裂したり、損傷した状態により椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折等や加齢のよる場合等、片側の靭帯が厚くなったりして脊柱管が狭くなり、中を通っている神経の束が圧迫されて起こるとされています。これらは、高齢化を伴って一層激しく起こるものです。
これらは、私の見解ですが、長期にわたり、偏った噛み合わせ(右側だけで噛んでいる)異常など、お休みの場合も右側を下にして休む様に成り、従って右側だけが発達することで起こるものです。(生活習慣や日ごろの仕事の姿勢等、右側を使い過ぎているのです)。
当然ですが右側の腰椎、臀部当たりの靭帯が発達(靭帯が厚くなる理由)し、従って椎骨が圧迫され脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア等になりやすい条件になるのです。多くの患者さんを治療経験して感じている一旦です。私は、指圧治療に対しては研究熱心に取り組んでいますが科学者ではないので、このことを信じた方はどうぞ研究して明らかにしてほしいものです。これらの患者さんは手術をされてもあまり改善されず、苦痛を訴え指圧治療に来ているのが現状です。私は、腰椎だけではなく臀部腸骨面に付着して筋肉を包んでいる「筋膜」との間で神経が挟まれるように締め付けられている「上殿皮神経」が神経障害を受けているためと思い、この上殿皮神経部を指圧治療することで改善されることがあります。また、腰椎2~5の間から出ている大腿神経、後大腿皮神経、膝裏上部総腓骨神経や脛骨神経、座骨孔から出ている坐骨神経、腓骨部の浅腓骨神経部等の指圧をくまなく行う事でこれらの症状が改善されるのです。(詳しくは別紙にて)。
5、3,4が慢性化して、又は「ぎっくり腰」を何度も繰り返して起こし、手入れを怠っているのに、また「ぎっくり腰」を訴えるのですが、指圧治療は初めてだと言います。
もうすでに腰椎は右に左に変形が進んでいる状態です。座骨神経痛なども訴える場合は、よくよく観察し、腎臓や膀胱、又は、大腸等に異常がないかを確認することです。また、これは本人に、日ごろの体の具合や症状、家族歴等もよく聞くことです。
私は、腰痛を訴えて見える患者さんの中で腎臓がんや肝臓がん、子宮筋腫や子宮がんなど早期発見で何人も救っています。すい臓がんは腰部より少し上あたりに反応が出ますし、胃の裏部に圧痛、又は苦痛を感じるものです。でも一人は膝痛で見えた方がすい臓がんでした。どちらにしても、手遅れにならないよう、何か異変を感じるようなことがあれば、速やかに検査を勧めることですし、早めに手当を行う事をお勧めします。
すい臓がんは、1か所の病院では見つけることが出来ないことがよくあります。(そこで、異常がなくて良かったではなく)、自分の体が何かおかしいと感じたら、何か所かの病院で検査を受診してください。
病気になってからではなく、日ごろから予防のために適度な運動はもとより、指圧治療を定期的に受療するとこで予防につながります。
念のため、浪越指圧浅草橋センター 電話03-3861-3963です。
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究極の指圧について
平成29年5月8日 佐々木重雄
最近の若い人は、究極の指圧という言葉を簡単に口にします。其れは早く一人前の指圧師になりたいという願望があるからかもしれない、また、臨床指圧経験が浅いため、病人を回復に向かわすという事が、どれだけ大変(困難)な事かという事が解らずにこのような言葉を簡単に発するのだろう。
究極の指圧というものは、行おうとして出来るものでもなければ、頼まれて出来るものでもないのです。
目の前に横たわる苦痛の患者、又は、生死を分けるほどの重篤な患者に対して、今までの経験、体験の限りを尽くし、行ずる指圧技術を施すことが如何に発揮できるか、又、祈りの境地にも似た指圧施術が、自然の内に行われ、その形に見えない施術者の精神(心、又は魂)が患者の胸(心『霊、たま』、脳)に響き、いつしか心が開き、目を覚ますのです。
それから、かすかな拍動がいつの間にか鼓動へと変わり、やがて手足にまで脈動が伝わってくるのです。
先ほどまでは、生死を分けるほどの手足の冷たさは、いつの間にか、命脈打つ本来の生命へと蘇り、やがて眼を開け、言葉を発するのです。
患者さん=私、死んでいたのですか?
看護師さん=いーえ、スヤスヤと気持ちよさそうに寝ていましたよ。その後、看護師の急ぎの知らせで、医師も駆けつけて、目にライトを当てて確認、脈を診て、血圧を計測して驚いていました。其れもそのはず、医師は半ばあきらめていたからです。
そして、患者さんや家族から「助けてくれてありがとう」という言葉をいただき!!
そうなのです、この時、この瞬間に患者さんや家族から感謝の言葉が発せられた時、今までの疲労感や苦労などはどこかへ吹き飛んで、私の心はすがすがしく感じるものです。
要するに究極の指圧というものは、行おうとして出来るものでもなく、頼まれて出来るものでもないのです。「患者さんの心、『霊、たま』に響き」無事に回復した時という事ではないでしょうか。
指圧師は、この究極の指圧治療が出来るよう日夜努力しているのですが、疲労回復の方だけを指圧している場合は、あまりこのような感動は望めなく、重篤の患者さんを対象にして行っていると、しばしばこのような感動に遭遇するものです。
行ずる指圧師は、日夜、基礎『気力、体力、精神力』≪これ即ち心技体のことです≫をしっかりと身に着けておくことが大切です。そして基本を忠実に行っていれば、それは病んでいる「患者さんの身体が自然に教えてくれる」もので、その延長上がいつの間にか無意識に臨床指圧へと変わっているものです。この行われる適応指圧治療行為が自然に行われるようになれれば、患者さんの自然回復力と術者の心と技術が一致したという事ではないでしょうか。
例えば、治験冷の一つ
恩師『浪越徳治郎先生』が92歳の時に『胆石痛』で入院されたことがあります。
手術日も決まっていました。私はその10日ほど前に病室を訪ね、苦しんでいる浪越先生を見たとき、これは、何としてもこの苦しみから解放してあげたいという気持ちから自然と浪越先生の体に触れ指圧を始めたのです。処が、少しでも体が動いたら、イテッ、イテッ、イテッと苦痛を訴えるのです。左を下にしたままの指圧ですから、一方通行指圧で全身を行うという事は困難です。
二日間も、何の効果も出ないといった感じでした。三日目は、蒸しタオルで顔を何度も温め拭き、胸、首、腕、手指という感じで、蒸しタオルを何回も取り換え、その上から指圧を行うのです。
胆のう部辺りに少し熱さを感じる程度の蒸しタオルを当て、その上から指圧を行うと、何とも言えない感じの感覚を覚えたらしく、浪越先生が気持ちよさそうにウーウーと声を出しているのです。
こんな感じの指圧治療が続いて8日目です。浪越先生が、今日はこっちを指圧してくれと言って寝返りをしたのです。
思わず、大丈夫ですかと言ったのですが、下にしていた左側が苦しくて我慢をしていたというのです。
それから、二日間は両側の蒸しタオル指圧をすることが出来、嬉しそうに、佐々木さん風呂に入った感じでとてもいいよと言ったのです。
翌日は、どこをどのように手術するかを検査した結果、胆石が消えていたので、その翌日に退院させられたのです。結局、指圧治療によって胆石は排石されたので、手術は行われずに済んだという事です。
私が感じるには、7日目の全身指圧治療を行ったときに、何の抵抗もなく行うことが出来ましたので、この時点でほぼ排石されていたのではないかと感じています。
8日目には、寝返りがスムーズに行われ、2~3日前とは顔の症状も全く違い、はっきりとしてきましたので昨日の時点で排斥されていたものと思われます。この様に、行いは指圧のみならず、何か患者さんの求めている喜びを感じるような行いを出来る事がよろしいのではないかと思います。
究極の指圧からは少し離れている感じがするかもしれませんが、その時、その時に応じて、何でも、どのように、どんな行いをすればいいのか、『苦しんでいる患者さんの体で教えてくれることに気づく』ことです。又は、適応指圧を行うことが出来ればいいのではないでしょうか。
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