店舗以外での活動です。
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東京指圧救護赤十字奉仕団
設立 昭和59年4月10日
平成26年度の団員数83名
目的 指圧技術を活用した社会奉仕活動。
初代委員長 浪越徳治郎
二代委員長 田代和平
三代委員長 佐々木重雄
四代委員長 上野末次
東京指圧救護赤十字奉仕団結成まで及びその後の歩み
東京指圧救護奉仕団結成前には、社会奉仕委員会として、10年間ほど老人施設やマラソンランナーへの指圧奉仕活動を行ってきました。
その功績が認められて奉仕団結成へと継がったのです。
1、 年頭は横浜元旦マラソンでランナ―への指圧奉仕活動実施。
(元旦という事もあって、指圧救護活動も疲労感などはなく、むしろすがすがしいものが有りました)。
2,2月の第二日曜日は、恒例の青梅マラソンです。平素はゴール地点の体育館で指圧奉仕活動を行っていましたがこの時はゴール5km手前での救護活動を依頼されました。3万人が一斉にスタートしますと地震かと思われる程の地響きがして驚きました。また、帰路のランナーが丁度へこたれるところで救護活動も私と医師、看護師二人でフル活動でした。中には救急車で搬送される方もいて大変でした。
3,3月は神奈川磯子マラソンでランナ―への指圧奉仕活動実施。
4,5月は世界赤十字デーやフェステバルなど代々木公園、日比谷公園、上野浅草等のパレードに浪越委員長を先頭に猛暑の中を参加しました。
5,4月、5月は多摩動物公園や上野動物園で迷子さんの保護活動も、何もないことが良いわけですが、ひとたび迷子さんが出ると親捜しに大変でした。
6,5月は東京チビリンピック、小学生によるオリンピック大会(マラソンやサッカーなど)。参加者や保護者の皆さんを指圧奉仕活動実施。
7,6月は日本指圧専門学校校庭に於いて、学生さんや近隣の皆様にも声をかけての献血運動実施。(伝通院の坊さんにも声をかけて献血していただきました。)
8、9月の防災の日には、日本指圧専門学校校庭や伝通院境内で救護活動や防災訓練の実施。
「防災訓練は日赤東京支部の方々にご協力をいただき、自分たち主催で行ったので随分と大変な思いをしました」。
9,11月は河口湖マラソン『日刊スポーツ主催』でランナーへの指圧奉仕活動実施。
(この時期はランナーも大変だろうけど、わたしたちも寒さで大変でした。しかし、指圧奉仕活動が込み合うとその寒さも吹き飛びました)。このほか松戸や荒川など各地で行われるマラソンランナーヘの指圧奉仕活動も参加実施協力しております。
10,9月15日の敬老の日を中心に、各施設での指圧奉仕活動を毎年行いました。
① 板橋区にあった板橋養育ホームで、板橋支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。
(入所者の中には、元気な方々が内職仕事をしているのでとても元気に過ごしているようでした。歯ブラシやネジなどの袋詰め作業です)。*現在この施設は廃止されました。
② 杉並区にある浴風園ホームで、杉並支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。
(管理職の方が理解してしっかりしているところは、このようなサービスも行なわれるのです)。*現在この施設での活動は行っておりません。
③ 八王子老人福祉センターで八南支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。
(場所にもよるのでしょうか、老人らしい人たちが多いように感じました。でも全体的に感じるのは、入所できる方たちは恵まれていると思います。結構明るい人たちが多い感じがしました。愚痴や暗い事ばかり云う方は健康も害する事でしょう)。*現在は都合により活動を中止しております。
④ 有馬温泉での指圧奉仕活動は、五禽の会の皆さんと連携で行われました。この時、指圧を受けた方々がNHK他各社の取材を受けました。『毎年貸切バスでの指圧奉仕でした』。*現在は中断しておりますが良い思い出になっております。
⑤ 練馬サンライフで、練馬支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。
⑥ 老人ホーム石楠花荘で、茨城県支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。*茨城支部の都合により現在は中断しております。
⑦ 中野区鷺宮地域センターに於いて、中野支部の皆さんと指圧奉仕活動実施。
⑧ 伊豆大島元町特別老人ホームでの指圧奉仕活動実施。
11、北海道南西沖地震募金活動。(447、000円)。
12、鹿児島災害義捐金募金活動。(120、700円)。
13、新潟中越地震大災害募金活動。(250万円)さらに追加募金活動を行いました。
14、東日本地震大災害義捐金募金活動。(1、231、782円)その後も追加募金活動を行っています。
15、国際平和祈念赤十字フェステバルに参加。(毎年開催)。
16、日本赤十字社東京支部創立100周年記念事業フエステバルに参加。
17、日本赤十字デー・世界赤十字社の創始者アンリーデュナン氏の誕生記念パレードに参加。
18、防災フエステバル88松坂屋(上野)、東武百貨店(池袋)、高島屋(日本橋)、京王
百貨店(新宿)、高島屋(玉川)での開催と5年に及び行われ参加協力。
19、健康ボランテア祭りに参加。
20、平成元年からスローガンが決まり、『愛の手を世界に広げえる赤十字』。
21,2年のスローガンは『守ろう!人の命と尊さを』。
22,3年のスロ―ガンは『救おう!災禍にあえぐ人々を(生命と尊厳を守る)』。
23、昭和61年6月21日麻布広尾赤十字病院講堂や周辺での救護訓練に参加。
実際に行われた活動の中で、10、番目からは東京指圧救護赤十字奉仕団としての活動が始まりました。
24、昭和61年11月に発生した大島噴火災害で、被災者島民一万千人が東京都内,品川区、港区、文京区など各区の体育館に避難された時に、それぞれの体育会館に東京指圧救護赤十字奉仕団員を率先して派遣し指圧奉仕活動が本格的に始まりました。
25、各地域にあります献血センターでの指圧奉仕活動、特に吉祥寺ルームでは献血される方に、毎月リピーターがでる程の人気になり、吉祥寺ルームでは献血者に毎月指圧奉仕活動を行っています。(7~8月は休みとなります)
26、日本赤十字社東京支部や各区の地域奉仕団が企画している、ニコニコ健康指圧教室などでは、『楽しくイキイキ』をモットーに自己指圧などを指導しています。
27、各地域奉仕団と協力して、日本赤十字社東京支部の社資募金の為にチヤリティー指圧奉仕活動を行って、募金活動にも積極的に取り組み協力しています。
28、昭和58年にも噴火したようですが、その時は避難せずに終わり。再び、平成12年6月26日に大規模の噴火が起こり、その三宅島噴火災害で東京都に避難されている、被災者の集い、「三宅島島民ふれあい集会」は品川区の芝浦小学校で「年二回」行われ、二年に及び参加、指圧奉仕活動は人と人の触れ合う機会をより一層元気に楽しく励ましているものと感じました。
29、平成16年10月23日に発生した新潟中越地震で被災された方々に対して、募金活動はもとより、新潟県小千谷市総合体育館に於いて(10月30日~11月1日の3日間)行われた指圧奉仕活動は、新聞テレビなどでも放送され、国民も認知するところとなり、被災した市民の皆様からは体が大変軽くなりました、前向きになりましたなど大変感謝されました。(帰宅時には帰らないでと、泣き出す方もいた程です)。
30、平成23年3月11日に発生した東日本大地震災害に於いて、募金活動はもとより、被災され避難されている福島の皆さんに、「福島の方々は、地震と原子力の被災者がいるのでより複雑な悩みを持ち、『うつ状態』の人もいました」福島総合体育館及び運動場での指圧奉仕活動を行いまいした。その際、『天皇皇后さまが被災者の皆様にお見舞いにおいでになった折、私たちに「東京指圧」の皆さんいつもありがとう!今日も頑張ってくださいとのお言葉を賜りました』。『天皇皇后さまが国民に深い愛情を注いでくださる姿がとても印象的でした。また、私たちにまでやさしい言葉をかけて下さり恐縮しております』。
31、東日本の方々が避難されている東雲会館や中野区の鷺宮での指圧奉仕活動は、被災者自身同士が、隣に住んでいる事すら分からないでいたようで、出歩く機会を作った形になり、指圧を受けながら久しぶりのご対面で、和気あいあいと郷里の話に花が咲いていました。私たちの活動は指圧奉仕だけではなく、「人と人と」に触れ合う機会を作ることで元気を与えることができると信じています。
=これら30年にわたる指圧奉仕活動が認められる=
平成26年4月13日に「厚生労働大臣から感謝状」。
平成25年10月30日には日本赤十字社社長、近衛忠輝様から社資功労で感謝状。
平成26年10月15日には日本赤十字社社長、近衛忠輝様から奉仕功労で感謝状。
平成26年11月30日は東京支部支部長、舛添要一東京都知事からも感謝状が授与されまた。
これもみな団員のあたたかいご理解とご協力が有ったからこそであります。団員の皆様の活動とご協力に対し心から感謝申し上げるとともに、今後もますますのご理解とご協力を伏してお願い致します。11月30日10時から行われました30周年記念式典並びに懇親会も無事終了しました。=
ご案内
「あなたの応援、ご協力を」
あなたもボランテア活動してみませんか、団員を募集しております。
指圧師の免許を所有している方はぜひご一報を下さい。
私も平成27年3月で委員長を後輩に譲りましたが、奉仕活動は続けております。どうぞ今後ともご支援ご協力を心よりお願いいたします。
電話03-3818-2619指圧協会間宮まで!
電話03-3861-3963東京指圧センター佐々木まで。
オリンピック・パラリンピックを語る
2021年8月 指圧師:佐々木重雄
オリンピックは終わりましたが、パラリンピックは今、盛んに行われています。
オリンピックもコロナ禍で行われ、無観客ではありましたが、私たちにたくさんの感動を与えてくれました。
しかし、あっという間に終わりましたけど・・・・・
パラリンピックは、オリンピックとはまた、違った意味での感動が伝わります。
もともとオリンピックは、昔、ギリシャのオリンピア祭にならって四年ごとに行われています。
第一回ギリシャのアテネ大会は右回りだったのです。覚えていますか?
これは北半球と南半球の違いであろうと思われます。
北半球の方々は左回りを当たり前に行っているのです。
それで北半球の記録保持者が優勝できなかったことで問題になり、それ以降は左回りになったと言う経緯があるのです
皆さんは右回りで競技をしたことありますか?
右カーブはオーバーランして、とても走れませんよ。
自転車だって、車だって右折はオーバーランしませんか?
そもそも、自転車に右側から乗り降りしたことありますか?・・・・・
4百メートル記録保持者の高野さんが、右回りに何回か挑戦したことがあります。
いやー無理・無理・と言っておりましたね。
お願いした教授も納得していましたよ!!
私は中学生の時に挑戦したことがあります。
とても出来るものではありません。
それは左下肢に重心をかけているので左足全体が痩せて短く
(これは体を守るため自然に左に重心をかけているのです)。
逆にフリーである右側は腰周りを始め、臀部から太ももが発達しているのです。
これは右側でけり、左回りが得意のように身体が出来ているからです。
皆さんは右側で噛んで、右側を下にして休んでいることでしょう。(之が片よりの原因です)
これは30歳ぐらいまでは、寝がえりを30回もしているので、自然に自分で夜中に調節をしているのです。
だから30歳ぐらいまでは、それほど苦痛を感じることはないでしょう。
ところが40歳頃から4~5回しか寝返りをしなくなり、自然調節がうまく行きません。
また、生命維持現象が先に働くため、皮下脂肪や体脂肪、所謂、内臓脂肪を先に貯える習性があるため、下腹部がぽっこりする体型になって来るのです。
だから、左に傾いた体系を40歳前から、意識して左側をストレッチし、鍛えなければ左の首や肩が凝り、ギックリ腰や、脊柱管狭窄症になりかねません。・・・・・
テレビの司会者やタレントさん、政治家の顔・頬や首が左に傾いているのが分かりますか。
中には発達した方へ口が曲がっている方もおります。
この方たちは皆、右側だけで噛んで、右側を下にして寝ているからです。
ガッテンにも何回か、このことを投書させていただきました。
この様にすれば治りますと、説明をするのですが、くせを改善しなければ、いったんは治ったように見えても、また同じ状態になるからです。この癖を治す事を注意しないで、ここに注射をすればとか、ここに鍼を刺せば、だけでは根本的に治ったとは言えないのです。・・・・・パラリンピックに参加する方々は何故たくましくなるのか?
ここですよ、腕が無い、脚が無い、目が、耳が不自由とぼやいてばかりいるのではなく、その力の足りない所を補うため一生懸命に感覚を取りもどそうと努力しています。泳ぐ、走る、鍛える、ただ鍛えているのではありません。自分の弱い所やない物を求めてひたすら取り組んでいるのです。前後左右あらゆることに挑戦し、取り組んでいるから、不足りない所が補われ【発達】、他の部位や心までたくましく育ってくるのです。この努力が家族との絆となり、指導者やガイドさんとの繋がりが深い信頼関係となり、自然に感謝という言葉が出てくるのだと思います。メダルを取った時だけではなく、レースを終わると関係者だけではなく、今、戦った相手とも手を取り合って喜びを分かち合っているのです。
努力は裏切らないと言います。
その通り、がんばれ!!私たちは、五体満足と思っているだけで、使いこなしているわけではありません。
わがままをしているだけです。【不足を知る】事こそが大切なことです。・・・・・・
気がつけばこそ、やる気が起きると考えるからです。
オリンピックの五輪旗は、(五つの輪)
オリンピック大会のしるしであり、五大陸【五つの輪で】を現わしています。
天文学的には、全ての天体を含む全空間を現わしています。
哲学的には、秩序ある統一体として全世界を現わしています。
また、宇宙空間の万物を含むすべての広がりである、地・水・火・風・空の五大である陰陽五行から成っているものです。
オリンピック五輪旗の本来の在り方は、つながりであり、
全世界で手をつないで、また絆を現わしています。
青葉【春】のような緑【緑と同源】春は青で青龍ですが、これらは陰陽の四季と五色同源と
真赤【夏】のような色【太陽と同源】夏は赤で朱雀です。
澄み渡った【秋】空、藍色のような色【青色と同源】秋は白で白虎ですが、空の藍色にして
どんより【冬】とした空模様【黒と同源】冬は黒で黒龍です。
中央を【土用】の地は【黄「黄地」と同源】中央は土用で黄色です。
これ等は、相撲界でもしかと陰陽を取り入れています。
東は春で「青房」と言い、 「青龍」を意味します。
西は秋で「白房」と言い、 「白虎」を意味します。
南は夏で「赤房」と言い、 「朱雀」を意味します。
北は冬で「黒房」と言い、 「黒龍」を意味します。
また、真ん中【中央】は土俵の事を言い、俵は【黄金】「黄色」を意味します。